ばふん‐うに【馬糞海胆】
オオバフンウニ科のウニ。沿岸の岩礁にすみ、殻径約5センチ、暗緑色でやや扁平な球状をし、とげは短い。東北地方以南に多産し、練り雲丹(うに)などの材料にする。東北地方以北には別種のエゾバフンウニが分布。
ばば‐が‐せ【婆背】
ヒザラガイ科の一種。潮間帯の岩礁にすみ、体長約5センチ。殻を取り巻く肉帯は前域が広く、毛がある。岩からはがすと背を丸める。
はま‐ぐり【蛤/文蛤/蚌】
《「浜栗」の意という》マルスダレガイ科の二枚貝。内湾の砂泥地にすみ、殻は丸みのある三角形で、殻長8センチくらい。殻表は滑らかで、黄褐色に褐色や紫色の模様のあるものが多い。北海道南部より南に分布。...
はね‐やすめ【羽休め】
鳥が枝などにとまり、羽を休めること。はねやすみ。
ハマースミス【Hammersmith】
英国の首都ロンドン西部の一地区。1965年にフラムと合併。→ハマースミス‐アンド‐フラム
はも【鱧】
1 ウナギ目ハモ科の海水魚。岩場や砂底にすみ、全長約2メートル。体はウナギ形でやや側扁し、吻(ふん)がとがり、鋭い歯をもつ。背面は紫褐色、腹面は白色。本州中部以南に産し、夏に美味。《季 夏》 2...
はりがね‐むし【針金虫】
1 線形虫綱ハリガネムシ目の袋形動物の総称。体長10〜40センチ、時に1メートルを超え、体幅約1ミリで、黒褐色。幼虫は水生昆虫やカマキリの体内に寄生し、成熟すると脱出して淡水中で自由生活をする。...
はや‐らか【早らか】
[形動ナリ]はやいさま。すみやかなさま。「小さき男の見るとも覚えぬが—に歩みて来れば」〈発心集・七〉
ハラーム‐モスク【Haram Mosque】
サウジアラビア中西部の都市メッカにあるイスラム寺院。イスラム教徒にとって最も神聖なカーバ神殿がある。イスラム教の礼拝は同神殿に向かって行われるため、このモスクには世界で唯一、メッカの方向を示すミ...
はやと‐まい【隼人舞】
上代に薩摩・大隅(おおすみ)地方にいた隼人の風俗歌舞。その祖先、火照命(ほでりのみこと)の水におぼれるさまを写すという。平安時代には大嘗会(だいじょうえ)に舞われた。