すん‐ぶん【寸分】
《「一寸」と「一分」の長さの意。「すんぷん」とも》(多く下に打消しの語を伴って副詞的に用いる)ごくわずかの分量または程度。少し。わずか。「—の狂いもない」「—たがわぬ正確さ」
すんぷ【駿府】
駿河(するが)国府の所在地。現在の静岡市。中世、今川氏の居所として栄えた。徳川家康が将軍を退いたのち隠棲した地。国府があることから府中とも呼ばれた。
すんぷ‐かばん【駿府加番】
江戸幕府の職名。大名や旗本が勤務した番役で、駿府城外の警衛を任務とした。
すんぷ‐じょう【駿府城】
静岡市にあった城。天正13年(1585)から17年にかけて徳川家康が築城し、晩年ここを隠居所とした。その後、江戸幕府直轄として城代を置き、幕末に至った。静岡城。
すんぷ‐じょうだい【駿府城代】
江戸幕府の職名。老中支配に属した。旗本が任じられ、与力・同心などを従えて駿府の諸務をつかさどった。
すんぷ‐じょうばん【駿府定番】
江戸幕府の職名。老中支配に属した。旗本が任じられ、駿府城内の警衛に当たった。
スンプ‐ほう【スンプ法】
切片にすることが困難な試料にセルロイドの薄膜などを押し当て、その表面の形状を写し取って顕微鏡で観察する方法。鈴木式万能顕微印画法(Suzuki's Universal Micro Printing)。
すん‐ぽ【寸歩】
(多く下に打消しの語を伴う)わずかの歩み。わずかな距離。「—の動きも許されない」
すん‐ぽう【寸法】
1 基準となる長さ。また、物の長さ。「—をはかる」「—を取る」 2 判断などの基準となるもの。尺度。「(嫁ニ)可(ゆこう)か否(ゆくまい)かは風邪気の時に浴(ゆ)の分別をするとは大きに—が違えば...
すんぽう‐こうか【寸法効果】
部材や構造について、寸法上は相似関係にあっても強度や性能上での比例関係とは一致しないこと。