終(お)わり良(よ)ければすべて良(よ)し
物事は、結末さえよければ、発端・過程がまずくても問題にならないということ。
おはぐろ‐ばな【御歯黒花】
ウマノスズクサの別名。
おもて‐どうぐ【面道具】
1 眉・目・鼻・口など顔に属する部分の総称。顔の造作。「其他の—もまずくは無く」〈露伴・いさなとり〉 2 《代表的な道具の意から》その人の職業柄、または体面を保つうえに必要な道具。「時々の着る物...
おとがい‐の‐しずく【頤の雫】
《下あごについたしずくを飲むことはできないところから》手近にありながら、自分の思うようにならないことのたとえ。「見るもの食はうあだ思ひ、是(これ)—なり」〈浄・袂の白絞〉
おし‐ふ・せる【押(し)伏せる】
[動サ下一][文]おしふ・す[サ下二]力ずくで押さえつける。ねじふせる。「侵入者を—・せる」
おちゃのみず【御茶の水】
狂言。和泉流では「水汲(みずくみ)」。住持に頼まれて野中の清水をくみにいった娘を、新発意(しんぼち)が追って小歌で思いを語り、迎えにきた住持と争う。 [補説]地名別項。→御茶の水
だつ【奪】
[常用漢字] [音]ダツ(慣) [訓]うばう 他人のものを力ずくで抜き取る。うばう。「奪回・奪還・奪取/強奪(ごうだつ)・簒奪(さんだつ)・収奪・侵奪・争奪・剝奪(はくだつ)・与奪・略奪」
だつ‐りゃく【奪略/奪掠】
[名](スル)力ずくで奪い取ること。略奪。「家畜が—される」〈中島敦・李陵〉
わだかま・る【蟠る】
[動ラ五(四)] 1 輪状に曲がって巻いている。とぐろを巻く。「—・っている蛇」 2 入り組んで複雑に絡み合っている。「老松の根が—・っている」 3 心に不平・不満・不安などがあって晴れ晴れしな...
ふん‐ふん
[感]相手の言葉にうなずくときに発する声。また、いいかげんに聞いているときに発する声。「—と感心して聞く」「—と聞き流す」