す‐やり【素槍】
1 穂先がまっすぐで枝のない槍。すぐやり。 2 鞘(さや)をはずした抜き身の槍。
すず‐かぜ【涼風】
すずしい風。夏の終わりに吹くさわやかな風。りょうふう。《季 夏》「—や青田の上の雲の影/許六」
す‐ばす【酢蓮】
蓮根(れんこん)をさっとゆで、甘酢に漬けたもの。料理のあしらいや、散らしずしの具にする。酢蓮根。
ずしっ‐と
[副]重さや手ごたえを感じるさま。ずしりと。「教育費が—家計に響く」
すか・す【透かす】
[動サ五(四)] 1 物と物との間隔を少しあける。すきまをつくる。「板を—・して作った縁台」 2 こんでいるものを間引いてまばらにする。間隔を粗くする。「剪定(せんてい)して枝を—・す」 3 あ...
すげ‐か・える【挿げ替える/箝げ替える】
[動ア下一][文]すげか・ふ[ハ下二] 1 新しく別のものをすげてつけ替える。「鼻緒を—・える」 2 ある人をその地位からはずして、別の人をつける。「局長の首を—・える」
すき‐おうぎ【透(き)扇】
杉などで作った薄い骨に透かし彫りを施し、白い生絹(すずし)を張った扇。一説に、五節(ごせち)の童女(わらわ)の持つ扇ともいう。透かし扇。
す‐ごも【簀薦/食薦】
竹を編んで簀子(すのこ)のようにしたもの。裏を白い生絹(すずし)で張ったものもある。古く、神膳(しんぜん)や、食卓の下などに敷いた。
すし‐おけ【鮨桶】
1 鮨飯を作るときに用いる浅い、白木の桶。もと、熟(な)れずしを作る漬け込みの桶。飯台(はんだい)。飯切(はんぎり)。《季 夏》「—を洗へば浅き遊魚かな/蕪村」 2 鮨を並べる円形の平たい器。木...
しょりょう‐ぶ【書陵部】
宮内庁の一部局。もとの図書寮(ずしょりょう)と諸陵寮とが合併したもので、皇統譜・図書の保管や陵墓の管理などをつかさどる。