むし‐ずし【蒸し鮨】
味つけをしたシイタケ・干瓢(かんぴょう)・焼きアナゴなどを刻んで鮨飯にまぜ、金糸玉子を上にのせて蒸した鮨。もとは関西で作られた。ぬくずし。ぬくめずし。《季 冬》「—や新派観に行く話など/時彦」
みずし‐め【水仕女】
台所で水仕事をする下女。みずし。みずしおんな。「そっと玄関へ上りたるゆえ、書生も—も心付かぬにやあらん」〈逍遥・妹と背かゞみ〉
みずしま【水島】
姓氏の一。 [補説]「水島」姓の人物水島三一郎(みずしまさんいちろう)水島新司(みずしましんじ)
ついえ【費え/弊え/潰え】
1 費用。出費。かかり。「—がかさむ」「この商売を為すには莫大の—なれども」〈福沢・学問のすゝめ〉 2 むだな出費。浪費。「十五銭も二十銭も取られてたいした—でもあるから」〈太宰・魚服記〉 3 ...
ずしん
[副] 1 「ずしり1」に同じ。「—、—と杭を打ち込む」 2 「ずしり2」に同じ。「ファンの期待が—と胸に伝わる」
せき‐わき【関脇】
「せきわけ」に同じ。「鳥羽の牛松前頭、—はね石松の介ずしりずしりとゆるぎ出で」〈浄・井筒業平〉
くされ‐ずし【腐れ鮨】
塩漬けした魚と飯を合わせて重石(おもし)をし、発酵させたもの。琵琶湖の鮒鮨(ふなずし)、和歌山県のサバを用いた下鮨(しもずし)など。
かた‐びら【帷子】
《袷(あわせ)の片枚(かたひら)の意》 1 裏をつけない衣服の総称。ひとえもの。 2 生絹(すずし)や麻布で仕立てた、夏に着るひとえの着物。《季 夏》「青空のやうな—きたりけり/一茶」 3 経帷...
しゅう‐りょう【秋涼】
1 秋になって感じるすずしさ。また、秋のすずしい風。「—の候」《季 秋》 2 陰暦8月の異称。
し‐も
[連語]《副助詞「し」+係助詞「も」》名詞、副詞、活用語の連用形および連体形、助詞などに付く。 1 上の語を特に取り立てて強調する意を表す。それこそ…も。…もまあ。「だれ—が勝利を信じた」 2 ...