モビレージ【mobillage】
モーターホームなどが停留できる場所。オートキャンプ場に似るが、必ずしも観光地や景勝地に限らない。
もだ【黙】
1 黙っていること。「大海(おほみ)よろこびて自ら—ある事能はずして」〈雄略紀〉 2 何もしないでぼんやりしていること。「—もあらむ時も鳴かなむひぐらしの物思ふ時に鳴きつつもとな」〈万・一九六四〉
もそろもそろ‐に
[副]静かにゆるやかにするさま。そろりそろりと。しずしずと。「河船の—、国来(くにこ)、国来と引き来縫へる国は」〈出雲国風土記〉
もの‐ら・し【物らし】
[形シク]ものものしい。大げさである。「押へてしめて馴れさする味(うま)い盛りの振袖が釣瓶鮨(つるべずし)とは—・しし」〈浄・千本桜〉
もえ【萌え】
ある人や者に対して抱く、強い愛着心・情熱・欲望などの気持ちをいう俗語。必ずしも恋愛感情を意味するものではない。「—袖」 [補説]平成2年(1990)前後から漫画・アニメ愛好者の間で使われ始めたと...
もし‐それ【若し夫れ】
[接]《漢文訓読から生じた語》 1 「もし1」を強めていう語。「—飯時の混雑に到っては」〈蘆花・思出の記〉 2 改めて説き起こすときなどに、文頭に置く語。「—請ふ、望む所叶はずして、遂に勾践を罪...
もうで・く【詣で来】
[動カ変]《「まいでく(参出来)」の音変化》 1 貴所や貴人のもとへやって来る。参上してくる。「小野ふさもり—・きて、まうのぼるといふことを聞きて」〈竹取〉 2 (勅撰集などの詞書や、改まった会...
名物(めいぶつ)に旨(うま)い物(もの)なし
名物といわれるものは、えてしておいしくない。名は必ずしも実を伴わないことのたとえ。
めつ【滅】
1 仏語。 ㋐四相の一の滅相。「—に入る」 ㋑煩悩や苦悩の消滅。「苦集(くじゅう)—道」「—諦」 ㋒悟りの境地。涅槃(ねはん)。滅度。 ㋓死ぬこと。特に、釈迦(しゃか)の死。仏滅。 2 滅びるこ...
め‐り【罵詈】
ののしること。ばり。「—放言をもとがめずして」〈十訓抄・二〉