いっすん‐だめし【一寸試し】
少しずつ切り刻むこと。または、そのようにして苦しめること。一分(いちぶ)試し。
いってん‐おおめいが【一点大螟蛾】
メイガ科のガ。翅(はね)の開張約2.5センチ。雄の翅は淡褐色で黒点やすじがあり、雌では淡黄白色で黒点が1個ずつある。幼虫は稲の茎に食い入る害虫。晩春から初秋にかけ3回発生するので三化螟蛾(さんか...
いっぴん‐りょうり【一品料理】
1 食堂などで、好みのものを一品ずつ選択して注文できる料理。アラカルト。 2 一品だけの簡単な料理。
いっ‐ぷく【一服】
[名](スル) 1 茶やタバコを1回のむこと。また、その量。 2 茶やタバコをのんで、休息すること。ひと休み。「ここらで—しよう」 3 粉薬1回分。「朝夕—ずつ服用」 4 取引相場で、相場がしば...
いっぽん‐ぎょう【一品経】
《「いっぽんきょう」とも》 1 法華経などの写経の際、多くの人が一品ずつ分担して書写すること。 2 法華経二十八品を一品ずつ各一巻に仕立てたもの。また、その一品ずつを仏前で読誦(どくじゅ)すること。
いつつ‐お【五つ緒】
牛車(ぎっしゃ)の簾(すだれ)の一。簾の左右の縁と中央の革緒との間に、革で一条ずつの風帯(ふうたい)を垂れたもの。
いつつ‐もん【五つ紋】
背に一つ、両袖の後ろと両胸にそれぞれ一つずつ、合計五つの家紋のある着物や羽織。正式礼装用。五所紋(いつところもん)。
糸(いと)を解(ほぐ)すよう
からんだ糸をほぐしてなおすようにするさま。さまざまに入り組んで混乱している問題の決着に向かって少しずつ丁寧に解いて行くさまの形容に用いる。「難事件を—に推理する」
いど‐へんか【緯度変化】
地球の自転軸が少しずつ移動するために、地球上の緯度が周期的に変化する現象。
いぬ‐ざんしょう【犬山椒】
ミカン科の落葉低木。山野に自生。サンショウに似るが、茎のとげは1本ずつ離れてつき、互生する葉には悪臭がある。雌雄異株。夏、緑色の小花が群生。果実・葉は民間で薬用とする。《季 秋》