けず・る【削る】
[動ラ五(四)] 1 刃物で物の表面を薄く切り取る。そぐ。「鉛筆を—・る」 2 一部分を取り除いて全体の量を減らす。削減する。「予算を—・る」「人員を—・る」 3 全体からその部分を取り除く。...
げしゅ‐にん【下手人】
《「下手」は物事に手をくだす意》 1 直接手を下して人を殺した者。殺人犯。げしにん。「—を捕らえる」 2 江戸時代、庶民に適用された斬首刑。死刑のうちでは軽いもので、財産の没収などは伴わない。げ...
げ‐せつ【下説】
世間の人々の言うこと。巷説(こうせつ)。下世話(げせわ)。「この頃、何となく—について、心よからざる事にてましまさんと存ずる所に」〈曽我・一〉
けず・る【梳る】
[動ラ五(四)]《「削る」と同語源》くしで髪をとかす。くしけずる。「髪ノ毛ヲ—・ル」〈和英語林集成〉
けっ‐こう【結構】
[名](スル) 1 全体の構造や組み立てを考えること。また、その構造や組み立て。構成。「布置—」「法則を設けて物語を—するは」〈逍遥・小説神髄〉 2 もくろみ。計画。「基房亡(ほろぼ)すべき—...
けん‐じょう【謙譲】
[名・形動]へりくだりゆずること。自分を低めることにより相手を高めること。また、控えめであるさま。謙遜(けんそん)。「—の美徳」「日ごろ—な性質で、名聞を好まない景蔵のような友人ですら」〈藤村・...
けん【倦】
[人名用漢字] [音]ケン(呉)(漢) [訓]うむ うんずる あぐむ あきてぐったりする。うむ。「倦厭(けんえん)・倦怠・倦労/疲倦」
けっ‐てん【欠点】
1 不十分なところ。足りないところ。短所。あら。「—を補う」「—をつく」 2 学校の成績で、必要な点数に足りないこと。落第点。 [用法]欠点・弱点——「燃料を食うのが、この車の欠点(弱点)だ」「...
けつ‐ぜい【血税】
1 血を搾られるような苦労をして納める税金。負担の重い税金。 2 兵役の義務。明治5年(1872)太政官告諭の「西人之を称して血税という。その生血を以て国に報ずるの謂なり」による。
こう・じる【講じる】
[動ザ上一]「こう(講)ずる」(サ変)の上一段化。「適切な処置を—・じる」