おさきみどりのかんかくせかい【尾崎翠の感覚世界】
加藤幸子による評論。昭和初期に活動し、「第七官界彷徨」などの作品で知られる尾崎翠の文学について論ずる。平成2年（1990）刊。平成3年（1991）、第41回芸術選奨文部大臣賞受賞。
おおせ‐ら・れる【仰せられる】
［動ラ下一］［文］おほせら・る［ラ下二］《動詞「仰(おお)す」に受身・尊敬の助動詞「られる」の付いた連語の一語化》 １ 「言う」の尊敬語。おっしゃる。「お父上は何と—・れましたか」 ２ 「命ずる...
おう‐ちゃく【横着】
［名・形動］(スル) １ すべきことを故意に怠けること。できるだけ楽をしてすまそうとすること。また、そのさま。「—を決め込む」「—なやりかた」「—して連絡しない」 ２ わがままで、ずうずうしいこ...
えん・じる【演じる】
［動ザ上一］「えん（演）ずる」（サ変）の上一段化。「白雪姫を—・じる」
偃鼠(えんそ)河(かわ)に飲(の)むも満腹(まんぷく)に過(す)ぎず
《「荘子」逍遥遊から》もぐらが川で水を飲んだとて、腹がいっぱいになればもう飲めない。人はそれぞれ定まった分に応じて安んずるのがよいというたとえ。
えん・ずる【怨ずる】
［動サ変］［文］ゑん・ず［サ変］うらみ言をいう。うらむ。「すげない恋人を—・ずる」
おい‐ずり【笈摺】
巡礼などが笈を負うとき、衣服の背が擦れるのを防ぐために着る単(ひとえ)の袖なし。おいずる。
おい‐ずり【負簏】
巡礼などが背に負う箱形の容器。おいずる。笈(おい)。
おい‐の‐いりまい【老いの入舞】
年をとってから最後の一花を咲かせること。「そのまま人の嫌ふ事をも知らで—をし損ずるなり」〈花鏡〉
おう・じる【応じる】
［動ザ上一］「おうずる」（サ変）の上一段化。
