面(おもて)を向(む)か・う
１ 顔を向ける。対面する。「是を射そんずる物ならば、弓きりをり自害して、人に二たび—・ふべからず」〈平家・一一〉 ２ まともに立ち向かう。正面から敵対する。「十万余騎にて都を立ちし事柄は、なに—...
けいしき‐しゅぎ【形式主義】
１ 内容よりも形式を重んずる考え方。 ２ カントのように、認識の普遍妥当性を認識形式に関して吟味する立場。道徳に関しては、その根拠を実践理性の純粋形式的法則とする。 ３ 美学で、感覚的要素の意義...
きょう・じる【興じる】
［動ザ上一］「きょうずる」（サ変）の上一段化。「遊びに—・じる」
興(きょう)に乗(の)・る
おもしろさを感じて何かをする。興に乗ずる。「—・って自慢ののどを披露する」
きょ‐ぜん【居然】
［ト・タル］［文］［形動タリ］座って動かないさま。じっとしているさま。「—たる一宿儒を以て、朝野の重んずるところたり」〈露伴・運命〉
きょう・ず【孝ず】
［動サ変］ １ 親孝行をする。「父母に—・ずる心もっとも深し」〈今昔・七・二七〉 ２ 亡くなった親の供養をする。「後々の御わざなど、—・じつかうまつり給ふさまも」〈源・賢木〉
ぎょ‐べつ【魚鼈】
魚とスッポン。また、水産動物の総称。「草木を生ずる事なく、—を育すべき道なし」〈風来六部集・放屁論後編〉
き‐びたき【黄鶲】
ヒタキ科キビタキ属の鳥。全長14センチくらい。雄は頭・背・尾が黒、腹が白、まゆ・胸・腰が目立つ黄色で、朗らかにさえずる。雌は全体に緑褐色。日本では夏鳥として山地の森林で繁殖し、冬は東南アジアに渡...
ぎん・じる【吟じる】
［動ザ上一］「ぎん（吟）ずる」（サ変）の上一段化。「漢詩を—・じる」
きん・じる【禁じる】
［動ザ上一］「きん（禁）ずる」（サ変）の上一段化。「私語を—・じる」
