なで‐ぼとけ【撫で仏】
賓頭盧(びんずる)の像。病人が患部に相当する像の部分をなで、その手で患部をさすると病気が治るとされる。さすりぼとけ。
なまけ【怠け/懶け】
怠けること。ずるけること。「単なる—で学校を休む」
なが‐ばかま【長袴】
裾が長く、後ろに引きずる袴。近世、直垂(ひたたれ)・大紋(だいもん)・素襖(すおう)・長上下(なががみしも)などの礼服に着用した。⇔半袴。
なん・じる【難じる】
[動ザ上一]「なん(難)ずる」(サ変)の上一段化。「仕事が遅いと—・じる」
なんしょくおおかがみ【男色大鑑】
浮世草子。8巻。井原西鶴作。貞享4年(1687)刊。各巻5章5話、計40話から成る。前半は武家社会の義理と意気地に殉ずる男たちを描き、後半は歌舞伎若衆の男色咄(ばなし)を収める。
なま・ける【怠ける/懶ける】
[動カ下一][文]なま・く[カ下二] 1 なすべきことをしない。働かない。ずるける。「仕事を—・ける」 2 元気がなくなる。力がなくなる。「旅人を乗せたる馬士(まご)—・けたる声にて」〈滑・膝栗...
なごや‐ぎていしょ【名古屋議定書】
《正称「生物の多様性に関する条約の遺伝資源の取得の機会及びその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分に関する名古屋議定書」》遺伝資源の利用と公正な利益配分(ABS:access and bene...
なおざり【等閑】
[形動][文][ナリ] 1 いいかげんにしておくさま。本気でないさま。また、放置するさま。おろそか。「—な練習態度」「子供のしつけを—にする」 2 ほどほどで、あっさりしているさま。「よき人は、...
ニトロソ‐かごうぶつ【ニトロソ化合物】
《ニトロソは、nitroso, nitros》ニトロソ基(-NO)のついた化合物。不安定で発癌(はつがん)性が強い。食品添加物の亜硝酸塩とアミノ酸から腸内細菌が作るアミンの反応により体内で生ずる。
ドラッグ【drag】
[名](スル)《引きずる、の意。「ドラァグ」とも書く》 1 コンピューターのマウスの操作で、ボタンを押したままマウスを移動させること。図形を描くときや文書処理の範囲指定などに使う。→ドラッグアン...