こう【狡】
[音]コウ(カウ)(漢) [訓]ずるい こすい 悪賢い。ずるい。「狡獪(こうかい)・狡猾(こうかつ)・狡兎(こうと)」
じゅん・ずる【準ずる/准ずる】
[動サ変][文]じゅん・ず[サ変] 1 あるものを基準にしてそれにならう。また、あるものと同様の資格で扱う。「処置は前例に—・ずる」「待遇は正会員に—・ずる」 2 あるものを基準にしてそれに見合...
しょう・ずる【請ずる】
[動サ変][文]しゃう・ず[サ変] 1 客として来てもらう。またある目的のために頼んで来てもらう。「町から医者を—・ずる」 2 案内して招き入れる。「客を茶の間に—・ずる」
おもん・ずる【重んずる】
[動サ変][文]おもん・ず[サ変]《「おもみする」の音変化》価値のあるものとして重くみる。尊重する。重んじる。「芸術を—・ずる」⇔軽んずる。
せけん‐ずれ【世間擦れ】
[名](スル)実社会で苦労した結果、世間の裏に通じて悪賢くなること。「—していない人」 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「世間を渡ってずる賢くなっている」と、「世の中の考えか...
ぜん‐じょう【禅譲】
[名](スル) 1 中国における易姓革命観に基づく君主交代の一形式。天子がその位を世襲としないで、有徳の人にゆずること。→放伐(ほうばつ) 2 天子または支配者がその位をゆずること。
せつぞく‐じょし【接続助詞】
助詞の種類の一。用言や用言に準ずるものに付いて、下にくる用言や用言に準ずるものに続け、前後の文(または文節)の意味上の関係を示す助詞。現代語では、「ば」「と」「ても(でも)」「けれど(けれども)...
そらせ‐いた【逸らせ板】
ペルトン水車で、ノズルからの噴流の向きを変える板。ノズルの出口に取り付けてあり、動力を加減するための装置。
ずるっ‐こ・ける
[動カ下一] 1 「ずるける1」に同じ。「—・けて塾をサボる」 2 「ずるける2」に同じ。「—・けそうな袴を引きずって」〈水上・大阪の宿〉
くん・ずる【薫ずる】
[動サ変][文]くん・ず[サ変] 1 よいかおりがする。かおる。また、かおらせる。におわせる。「香を—・ずる」 2 風が若葉のかおりを送ってくる。「緑風—・ずる候」