せい‐そう【勢相】
動作の可能なことを表す相。大槻文彦(おおつきふみひこ)の「日本広文典」に用いられた語。文語では動詞に助動詞「る」「らる」、口語では「れる」「られる」をつけて表す。
せい‐そう【精巣】
動物の雄の生殖腺。精子をつくり、雄性ホルモンを分泌する器官。哺乳類では睾丸(こうがん)ともいい、陰嚢(いんのう)の中に左右に分かれて収まる。→卵巣
せい‐そう【世宗】
中国・朝鮮・ベトナムの王朝における廟号の1つ。金の5代・烏禄(ウル)。明の12代・嘉靖帝、清の5代・雍正帝、李氏朝鮮の4代・李裪(イド)など。せそう。→世宗(セジョン)
せいそう‐かざん【成層火山】
中心火口から噴出した溶岩流と火山砕屑物(さいせつぶつ)が交互に積み重なってできた円錐形の火山。火口は山体に比べて小さい。富士山など。錐状(すいじょう)火山。コニーデ。
せいそう‐がく【性相学】
手相・骨相・人相など人の外見上に現れている特徴から判断して、その人の性質や運命などを知ろうとする学問。
せいそう‐がん【成層岩】
「堆積岩(たいせきがん)」に同じ。
せいそうき【西廂記】
中国、元代の戯曲。全21幕。王実甫(おうじっぽ)著。鶯鶯と張君瑞(張生)の恋物語。唐の元稹(げんしん)の伝奇小説「会真記(鶯鶯伝)」の悲恋を、歌唱を伴う語り物(諸宮調)とした金の董解元(とうかい...
せいそう‐けん【成層圏】
1 大気圏の区分の一。対流圏の上、中間圏との間にある、高さ約10〜50キロの大気層。下層の気温はほぼ一定でセ氏零下約55度、上層は高くなるほど気温が上がり、上限で零度程度となる。オゾン層がある。...
せいそうけん‐かいめん【成層圏界面】
成層圏と中間圏の境界領域。この領域を境に気温は高さとともに上昇から下降に転ずる。高さは地上から50〜55キロメートル程度。
せいそうけん‐プラットホーム【成層圏プラットホーム】
地上からの高度約20キロメートルの成層圏に気球・飛行船・ソーラープレーンなどを滞空させ、無線局として利用する通信ネットワーク用プラットホーム。大規模災害時などに利用できるよう、実用化に向けた研究...