のり‐じ【乗(り)地】
1 調子に乗ること。調子に乗ってしゃべること。「少し—に声をはずますれば」〈一葉・われから〉 2 「乗り気」に同じ。「父が…余り—になったもんだから」〈木下尚江・良人の自白〉 3 謡曲で、大ノリ...
バスティアンとバスティエンヌ
《原題、(ドイツ)Bastien und Bastienne》モーツァルト作曲のドイツ語による音楽劇。全1幕。1768年にウィーンで初演。一般のオペラとは異なり、地の台詞(せりふ)のやりとりが多...
はら‐げい【腹芸】
1 芝居で、役者がせりふや動作に出さず、感情を内面的におさえてその人物の心理を表現する演技。 2 はかりごとを言葉や行為に出さず、腹の中で企むこと。また、直接言葉で指示するのではなく度胸や迫力で...
はだかのしま【裸の島】
新藤兼人の監督・脚本・制作による映画の題名。昭和35年(1960)公開。瀬戸内海の島に暮らす農民一家の暮らしを、台詞(せりふ)を一切使わない実験的な手法で描いた。出演、殿山泰司、乙羽信子ほか。モ...
プロンプ【prompt】
芝居やテレビなどで台詞(せりふ)を忘れた俳優に陰からそっと台詞を教えること。また、その台詞のこと。→プロンプター
ぼう‐はく【傍白】
演劇で、相手役には聞こえず観客だけに知らせるかたちでしゃべるせりふ。内心のつぶやきなどを表す。わきぜりふ。
なく‐もがな【無くもがな】
[連語]《「もがな」は願望の意を表す助詞》ないほうがよい。なくてもよい。「—のせりふ」
モノローグ【monologue】
1 演劇で、登場人物が相手なしにひとりで言うせりふ。独白(どくはく)。⇔ダイアローグ。 2 一人の俳優が演じる芝居。独演劇。モノドラマ。
やく‐はらい【厄払い】
[名](スル)《「やくばらい」とも》 1 神仏に祈るなどして、身についたけがれを払い落とすこと。厄落とし。 2 近世の門付け芸で、節分や大晦日(おおみそか)の夜などに、町を歩き、厄年の人の家の門...
やく【役】
1 ㋐受け持ちの任務。役目。「仲裁の—を買って出る」 ㋑組織の中で、責任のある地位・職務。「—に就く」 2 演劇などで、俳優が扮(ふん)する人物。配役。「せりふのある—がつく」「—になりきる」 ...