ちん‐こきり【賃粉切り】
賃銭を取って葉タバコを刻むこと。また、その職人。「ふきがらをじうといわせる—」〈柳多留・三〉
ち‐わた【血綿】
芝居の小道具の一。傷口から血が出たように見せるために使う赤く染めた綿。
ちんでん‐ち【沈殿池】
浄水場などで、水中の浮遊物を沈殿させるための池。自然に行う普通沈殿池と、薬品沈殿池がある。
ち‐りょうち【致良知】
良知を最大限に発揮させること。良知はもと孟子の唱えたもので、王陽明はこれを陽明学の根本的な指針とした。→良知
ち‐りょう【治療】
[名](スル)《「ぢりょう」とも》病気やけがをなおすこと。病気や症状を治癒あるいは軽快させるための医療行為。療治。「歯を—する」
ち‐りょく【地力】
その土地が作物を生育させることのできる能力。土地の生産力。「—が衰える」
チロシン‐ホスファターゼ【tyrosine phosphatase】
たんぱく質を構成するアミノ酸の一つであるチロシンに付加されたリン酸を脱離させる機能を持つ酵素。プロテインホスフォターゼの一種。→チロシンキナーゼ
ちんでん‐ざい【沈殿剤】
液体中の溶解物を沈殿させるために加える試薬。明礬(みょうばん)・石灰乳など。
ちん‐ぶ【鎮撫】
[名](スル)反乱や暴動などをしずめて、民を安心させること。「騒ぎ立つる人々を—する内に」〈鉄腸・花間鶯〉
ちら・す【散らす】
[動サ五(四)] 1 くっついているものを離し落とす。ばらばらに散るようにする。散乱させる。「花を—・す無情の嵐」「火花を—・す」「紋様を—・す」 2 あちらこちらに配る。ふりまく。分配したり、...