つばめ‐がえし【燕返し】
1 身を急に反転させること。また、急にもとの状態に戻ること。「その瞬間—に、…冷刻な驕満な光をその眸から射出したので」〈有島・或る女〉 2 ある方向に振った刀のきっ先を、急に反転させて相手を斬る...
つっ‐ぷ・す【突っ伏す】
[動サ五(四)]《「つきふす」の音変化》急に顔などを伏せる。「テーブルに—・して泣きだす」
つづく・る【綴る/繕る】
[動ラ五(四)]衣類のほころびなどを縫い合わせる。つくろう。「我衣物(きもの)の綻びを—・る様」〈露伴・対髑髏〉
つづま‐やか【約まやか】
[形動][文][ナリ] 1 簡潔で要を得ているさま。てみじかなさま。「歎願なせる趣きを右小弁家の宛(あて)にして最(いと)—に記されたり」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 控えめで質素なさま。つつまし...
つづみ‐ボタン【鼓ボタン】
二つのボタンを裏合わせにつないで鼓のような形にしたもの。カフスボタンのように、両方のボタン穴に通して掛け合わせる。
つばめ
《動詞「つばむ」の連用形から。「燕」の字を当てることが多い》とりまとめること。特に金銭を合算すること。また、収支の帳尻を合わせること。「毎月の胸算用せぬによって、—のあはぬ事ぞかし」〈浮・胸算用・一〉
つぼ【壺】
《古くは「つほ」》 1 胴がふくらみ、口が狭くなった形の容器。陶製・木製・ガラス製などがある。 2 ばくちで、采(さい)を入れて伏せる器。壺皿。「—を振る」 3 深くくぼんでいるところ。「滝—」...
つめたい‐あんこくぶっしつ【冷たい暗黒物質】
宇宙の大半の質量を占めていると考えられる暗黒物質の存在形式の一。質量エネルギーに比べ運動エネルギーが小さく、宇宙の構造形成の鍵となる密度ゆらぎを成長させる働きをもつ。銀河分布の観測から明らかにな...
つ・む【積む】
[動マ五(四)] 1 物の上にさらに物を置く。次々と重ねる。「うずたかく—・まれた商品」「ブロックを—・む」 2 運ぶために車や船などに荷をのせる。「トラックに新米(しんまい)を—・む」「原油を...
つみに‐あんない【積(み)荷案内】
貨物の船積みを完了したとき、その旨を売主から買主に知らせる通知状。船名・品名・積み込み日・数量・金額・陸揚げ港などの事項を記載。船積み通知書。