せんまい‐ばり【千枚張り】
1 いく枚も張り重ねていて厚いこと。 2 《「面(つら)の皮千枚張り」の略》非常にあつかましいこと。ずうずうしいこと。
せん‐まけ【先負け】
⇒先負(せんぶ)
せんまつ【千松】
《歌舞伎・浄瑠璃「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」中の乳人(めのと)政岡の子の名で、そのせりふ「侍の子というものは…お腹がすいてもひもじゅうはない」から》空腹であること。また、空腹の人。
せん‐まん【千万】
万の千倍。転じて、非常に数の多いこと。
千万人(せんまんにん)と雖(いえど)も吾(われ)往(ゆ)かん
《「孟子」公孫丑上から》良心に恥じるところがなければ、千万人の敵に対しても恐れることなく向かっていこう。
せんまん‐むりょう【千万無量】
限りなく数が多いこと。はかり知れないこと。また、そのさま。せんばんむりょう。「—の思い」