せんこう‐はなび【線香花火】
1 こよりに火薬をひねり込んだ花火。火をつけると松葉のような形の閃光を出す。手花火。花火線香。《季 夏》「庭に出て—や雨あがり/立子」 2 一時的で、すぐ勢いのなくなってしまうことのたとえ。「人...
せんこう‐ひかりぶんかいほう【閃光光分解法】
パルス光をナノ秒からミリ秒という極めて短時間、試料に照射し、そのスペクトルを分析する手法。光解離・光異性化などの光化学反応による反応中間体や遊離基の状態を調べることができる。閃光法。フラッシュ光...
せんこう‐ふう【旋衡風】
気圧傾度力と旋回による遠心力とが釣り合った状態で吹く風。
せんこう‐ぶんさん【旋光分散】
物質の旋光性の度合い(旋光度)が光の波長により異なること。一般に、波長が長いほど、旋光度は小さくなる。ORD(optical rotatory dispersion)。
せんこう‐ほう【閃光法】
⇒閃光光分解法
せん‐こく【先刻】
1 さきほど。さっき。「—の件」「—から待っている」「—会った人」⇔後刻(ごこく)。 2 (副詞的に用いて)すでに。とうに。「—承知のはず」
せん‐こく【宣告】
[名](スル) 1 告げ知らせること。「破産を—される」「審判がアウトを—する」 2 刑事事件の公判廷で、裁判長が判決を言い渡すこと。「無罪を—する」 [補説]書名別項。→宣告
せんこく【宣告】
加賀乙彦の長編小説。昭和50年(1975)から昭和53年(1978)にかけて「新潮」誌に連載。単行本は昭和54年(1979)刊行。東京拘置所の精神科医官として勤務した著者の経験をもとに書かれた作...
せんこく‐けい【宣告刑】
個々の犯罪に対して裁判官が、法定刑に基づき、処断刑の範囲内で具体的に量定して言い渡す刑。
せんこく‐ゆうよ【宣告猶予】
裁判所が被告人に対して、一定の期間有罪または刑の宣告を留保し、その期間を無事経過したときに刑事処分から解放する制度。英国・米国で発達したが、日本では未採用。→執行猶予