そう‐ぜん【生前】
《「そう」は「しょう」の直音表記》生きている間。せいぜん。しょうぜん。「—の親ならむ」〈堤・虫めづる姫君〉
そう‐ぜん【窓前】
まどのまえ。まどのそば。
そう‐ぜん【僧膳】
僧に供するための食膳。「いそぎ—仕立て、御堂へ送りけり」〈義経記・七〉
そう‐ぜん【霜髯】
霜のように白いほおひげ。
そう‐ぜん【愴然】
[ト・タル][文][形動タリ]悲しみに心をいためるさま。「艦上に黙して立つ人をして、—として涙あらしむ」〈独歩・愛弟通信〉
そう‐ぜん【蒼然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 あおあおとしているさま。「—たる月光」 2 薄暗くぼんやりしているさま。「—たる暮色に閉ざされる」 3 古び、色あせているさま。「古色—」
そう‐ぜん【騒然】
[ト・タル][文][形動タリ]ざわざわとさわがしいさま。また、不穏で落ち着かないさま。「場内が—となる」「物情—」
そう‐ぜん【鏘然】
[ト・タル][文][形動タリ]玉・金属などが鳴り響くさま。「鎖ばかりは敷石の上に落ちて—と鳴る」〈漱石・倫敦塔〉