そうろうしわ【滄浪詩話】
中国の詩論書。1巻。宋の厳羽著。1230年代に成立。当時の散文化した詩風を批判し、詩の理想を杜甫(とほ)・李白らの盛唐詩におく。
そうろう‐てい【滄浪亭】
中国、江蘇省蘇州市にある名勝。銭氏広陵王元璙の別園を北宋の蘇舜欽が得て築いた亭の名。
そう‐ろうどうじかん【総労働時間】
1 労働時間の総計。 2 フレックスタイム制で、清算期間内に所定労働時間として労働者が働くべき時間。
滄浪(そうろう)の水(みず)清(す)まば以(もっ)て我(わ)が纓(えい)を濯(あら)うべし
《「楚辞」漁父から。このあとに、濁っているときは足を洗おうの意の文が続く》滄浪の水の流れがきれいなときは冠のひもを洗おう。何事も時勢のなりゆきに任せるべきであることをいったもの。
そうろう‐ぶん【候文】
文末に丁寧語の「候」を使う文語体の文章。書簡や公用文に用いられた。鎌倉時代に始まり、江戸時代にその書き方が定まった。現代でも手紙文に用いられることがある。
そう‐ろく【僧録】
五山・十刹(じっせつ)以下の禅宗寺院の管理と、その人事をつかさどった僧職。天授5=康暦元年(1379)足利義満により相国寺の春屋妙葩(しゅんおくみょうは)が任じられて以来、代々鹿苑院の院主が任じ...
そう‐ろく【総録/惣録】
江戸時代、検校(けんぎょう)・勾当(こうとう)の上にあり、盲人を統轄した官。
そうろく‐し【僧録司】
⇒僧録
そうろ‐の‐しつ【霜露の疾】
寒さのためにかかる病気。
そう‐ろん【争論】
[名](スル) 1 言い争うこと。口論。「—が絶えない」「—の種」 2 議論をたたかわせること。論争。「与野党が激しく—する」