そで‐ふくりん【袖覆輪】
袖口がすり切れるのを防ぐために別布でくるみ縫いにしたもの。
袖(そで)振(ふ)り合(あ)うも多生(たしょう)の縁(えん)
道で人と袖を触れあうようなちょっとしたことでも、前世からの因縁によるものだ。袖すり合うも多生の縁。→多生の縁 [補説]「多生」は、仏語で、何度も生まれ変わること。「他生の縁」とも書くが、「多少の...
そでふり‐ぐさ【袖振草】
ススキの別名。
袖(そで)振(ふ)・る
1 別れを惜しんだり、愛情を示したりするために、袖を振る。「白波の寄そる浜辺に別れなばいともすべなみ八度(やたび)—・る」〈万・四三七九〉 2 袖を振って舞う。「唐人の—・ることは遠けれど立ちゐ...
そでふる‐やま【袖振山】
奈良県の吉野山の勝手明神の裏山。天武天皇が吉野宮で琴を奏して「少女(をとめ)ども少女さびすと唐玉を袂に纏(ま)きて少女さびすも」〈琴歌譜〉と歌うと、雲中に天女が現れて舞を舞い、五度袖をひるがえし...