ソナタ‐ダ‐カメラ【(イタリア)sonata da camera】
《cameraは、部屋・室の意》室内ソナタ。バロック時代の多楽章ソナタのうち、主として舞曲楽章によるものをいうが、非舞曲楽章を含むものもある。「ソナタ‐ダ‐キエザ」に対していう。→ソナタ
ソナタ‐ダ‐キエザ【(イタリア)sonata da chiesa】
《chiesaは、教会の意》教会ソナタ。バロック時代の多楽章ソナタのうち、一般に非舞曲形式による緩‐急‐緩‐急の4楽章構成をとるものをいう。「ソナタ‐ダ‐カメラ」に対していう。→ソナタ
ソナチネ【(イタリア)sonatine】
内容・形式ともに小規模なソナタ。小奏鳴曲。
ソナチネのき【ソナチネの木】
岸田衿子の詩集。挿絵は安野光雅による。昭和56年(1981)刊。
そ‐な・る【磯馴る】
[動ラ下二]《「そ」は「いそ(磯)」の音変化》 1 潮風のために、木の枝や幹が地面をはうように延びる。「荒磯(あらいそ)の波に—・れて這(は)ふ松はみさごのゐるぞ便りなりける」〈山家集・中〉 2...
そ‐なれ【磯馴れ】
潮風のために、木の枝や幹が地面にはうように生えていること。また、その木。「をちこちに花咲きぬれば鷺のゐる—の松に見ぞ紛へける」〈散木集・一〉
そなれ‐ぎ【磯馴れ木】
潮風のために傾いて生えている木。「—のそなれそなれてむす苔のまほならずとも逢ひ見てしがな」〈千載・恋三〉
そなれ‐まつ【磯馴れ松】
潮風のために傾いて生えている松。
そなれ‐むぐら【磯馴葎】
アカネ科の常緑多年草。海岸の岩に生え、よく分枝し、高さ5〜20センチ。小さい卵形の葉が多数対生する。夏から秋、枝の先に白い小さな花が咲く。
ソナ‐ロッサ【Zona Rosa】
メキシコの首都メキシコシティーにある繁華街の通称。旧市街の西部に位置する。レフォルマ通り、チャプルテペック通り、インスルヘンテス通りに囲まれる。