ジッグラト【ziggurat】
古代メソポタミアの都市に、山をかたどって階層状に造られた建造物。その上に神殿が建てられた。バビロニアにあったものは、聖書にいうバベルの塔として伝えられている。
じ‐ばり【地張り】
1 型紙捺染(なっせん)で、捺染板の両面にのりをつけて乾かし、水または姫のりを薄くひいて、その上に捺染する絹や布をしわのできないように張りつけること。じばい。 2 布に水をひいて伸子(しんし)張...
じゅう【柱】
琵琶の部分名称。胴の上部の細い頸(くび)の部分につけられた数個のフレット。弦を支え、左手でその上を押さえて調音する。ちゅう。じ。
じょうおう‐だな【紹鴎棚】
茶の湯に用いる棚の一。武野紹鴎の好みと伝える、炉専用の大きな棚。檜(ひのき)材の春慶塗で、下に2枚引きのふすまのある地袋がつき、その上に4本柱で天板がのる。
じょう‐こん【条痕】
1 筋目となってついた跡。 2 白色の素焼きの磁器に鉱物をすりつけて生じさせた筋。その上につく鉱物の微粉の色によって鉱物の鑑定を行う。 3 銃砲から発射された弾丸に残る銃身内部の旋条の跡。銃によ...
じょう‐ばん【定盤】
1 表面を水平で平滑になるように作った鋳鉄製の平面盤。機械工作で、工作物をその上にのせて芯(しん)出し・けがき・組み立てなどを正確に行うのに用いる。 2 塗師(ぬし)・蒔絵師(まきえし)などが漆...
ジーゼットケー‐こうか【GZK効果】
《Greisen-Zatsepin-Kuzmin effect》極高エネルギー宇宙線が宇宙背景放射の光子と相互作用を起こし、エネルギーを急激に失う現象。特殊相対性理論によれば、その上限は10の2...
スノーボール‐アース【snowball earth】
原生代に地球表面全体が赤道付近にいたるまで氷床に覆われた時代があったという仮説。1992年に米国のジョー=カーシュビンクが提唱。当時の赤道周辺を含む世界各地で見られる原生代の氷河堆積物とその上を...
す‐びき【簀引き】
鯔(いな)を捕らえる漁法の一。竹簀を水上に浮かべておき、鯔を追って、その上におどり上がったのを捕らえる。
スラブ‐きどう【スラブ軌道】
鉄道の軌道の構造の一つ。コンクリートの路盤上に軌道スラブと呼ばれるコンクリート板を設置し、その上にレールを敷設したもの。→バラスト軌道