さ‐で【桟手】
林中などで木材を運び出す装置で、厚材を底に敷き、両側に防材を設け、勾配をつけて、その上を滑らせて落とすもの。
さら‐に【更に】
[副] 1 同じことが重なったり加わったりするさま。重ねて。加えて。その上に。「—一年の月日が過ぎた」「—こういう問題もある」 2 今までよりも程度が増すさま。前にも増して。いっそう。ますます。...
さん‐げだつもん【三解脱門】
仏語。解脱に至る方法である3種の三昧(さんまい)。一切を空と観ずる空解脱、一切に差別相のないことを観ずる無相解脱、その上でさらに願求(がんぐ)の念を捨てる無願解脱。三三昧(さんざんまい)。
さんじゅう‐だな【三重棚】
茶道具の棚物(たなもの)の一。地板(じいた)の上に棚板が三段に重なったもの。地板に水指(みずさし)、その上の段に棗(なつめ)、その上に柄杓(ひしゃく)・蓋置(ふたおき)を飾る。天板には一輪ざしを...
さん‐わおん【三和音】
ある音を根音とし、その上に3度および5度をなす2音を重ねて作った和音。
ざいだん‐ていとう【財団抵当】
工業・鉱業・鉄道・漁業などの企業において、その企業経営のための土地・建物・機械・器具・産業財産権などを一括して一つの財団とし、その上に抵当権を設定する制度。
しか‐も【然も/而も】
《副詞「しか」+係助詞「も」から》 [接] 1 前述の事柄を受けて、さらに別の事柄を加えるときに用いる。その上。「あの方は私の恩師で、—命の恩人だ」 2 前述の事柄を受けて、それに反する帰結を...
しき‐あみ【敷(き)網】
袋状の網を水中に沈め、魚群がその上に来たときに引き上げて捕る網。また、その漁法。浮き敷き網・底敷き網などがある。
し‐くわ・う【為加ふ】
[動ハ下二]その上に、さらに加える。付け加える。「土御門殿いみじう払ひ、いとど修理—・へみがかせ給ふ」〈栄花・輝く藤壺〉
しけつ‐ほう【止血法】
外傷などによる出血を止める方法。傷口にガーゼなどを当て、その上から包帯を巻く圧迫包帯法、傷口より心臓に近い側の血管を指で押さえる指圧止血法などがある。