つけ‐ごえ【付(け)声】
1 他の人の声に合わせて、言ったり歌ったりすること。また、その声。つけこわいろ。 2 本人のそばにいて、その人の代わりに声を出すこと。「声をかしげなれば、妓夫(ぎふ)に—させ」〈浮・一代女・六〉
つけ‐こ【付(け)子】
鳴き声のよいウグイス・ホオジロなどのそばに同類の鳥をつけ、その音色(ねいろ)を習わせること。また、そのつけておく鳥。音付(ねつけ)。
つけ‐じょう【付(け)状】
1 添え状。 2 貴人に書状を送る際、直接に差し出すのをはばかって、そのそばに仕える人をあて名としたもの。
つき‐み【月見】
1 月をながめて楽しむこと。特に陰暦八月十五夜(中秋の名月)、九月十三夜(後(のち)の月)の月を観賞すること。また、その集まりや宴。《季 秋》「雲をりをり人を休むる—哉/芭蕉」 2 卵を落とし入...
つけ‐じる【付(け)汁】
そば・うどん・てんぷらなどをつけて食べる汁。たれ。つゆ。
つきみ‐そば【月見蕎麦】
生卵を落としたかけそば。卵黄を満月に見立てていう。
つき‐まと・う【付き纏う】
[動ワ五(ハ四)] 1 離れずに、いつもそばに付き従う。「弟が—・う」「物売りに—・われる」 2 ある事情などが、ついてまわって離れない。また、ある気持ちなどが、いつも頭から離れない。「リスクが...
つか・える【仕える】
[動ア下一][文]つか・ふ[ハ下二] 1 目上の人のそばにいて、その人に奉仕する。「師に—・える」「父母に—・える」 2 役所などの公的な機関につとめる。官職に就く。「宮中に—・える」 3 神仏...
つき‐そ・う【付(き)添う】
[動ワ五(ハ四)]世話などをするためにそばについている。「病人に—・う」「入学式に—・ってゆく」
つき【付き/附き】
1 付くこと。付着すること。また、そのぐあい。「—のいい粘着テープ」 2 火がつくこと。火が移って燃えるぐあい。火つき。「—の悪いマッチ」 3 ある人のそばにつき従うこと。また、その人。付き添い...