べら【遍羅/倍良】
スズキ目ベラ科の海水魚の総称。小形のものが多く、背びれは体に沿って長い。雌雄で色彩の異なるものがある。温・熱帯海の沿岸の浅海にすむ。キュウセン・ササノハベラ・ニシキベラ・ホンソメワケベラなど。《...
ほそ‐め【細海布】
《「め」は食用となる海藻の総称》ホソメコンブの別名。
ひん【顰/嚬】
顔をしかめること。まゆをひそめること。ひそみ。
ほんそめわけ‐べら【本染分遍羅】
ベラ科の海水魚。全長12センチくらいで、目を通って体側を黒い線が走り、尾にかけて幅広になる。クエなど大形魚の口中にいる寄生虫を食べる。名は、細染分(ほそそめわけ)の音変化による。ちごべら。
ポタージュ【(フランス)potage】
スープ。特に、とろみをつけた濃い不透明のスープ。→コンソメ
ひん‐しゅく【顰蹙】
[名](スル)不快に感じて顔をしかめること。まゆをひそめること。「ひとの下品な歩き恰好を—していながら」〈太宰・女生徒〉
ひと‐み【人見】
1 芝居の舞台などで、裏から客席が見えるように幕の縫い目などに作ったすきま。 2 他人の見る感じ。ひとめ。よそめ。
まめ‐まき【豆蒔き/豆撒き】
1 豆の種子を畑にまくこと。 2 (豆撒き)節分の夜、「福は内、鬼は外」と唱えながら豆をまくこと。豆打ち。《季 冬》「—やかりそめに住むひとの家/波郷」
はい‐の‐き【灰の木】
ハイノキ科の常緑高木。山地に自生。葉は細長い楕円形。5月ごろ、白い花を総状につけ、花びらは五つに裂けている。実は熟すと黒紫色になり、狭卵形。葉から良質の灰汁(あく)ができ、媒染染料の染色に使用。...
はつ‐ごよみ【初暦】
新年、初めてその年の暦を使うこと。また、その暦。《季 新年》「人の手にはや古りそめぬ—/子規」