ちゅう【宙】
1 そら。大空。また、地面から離れた所。空中。「胴上げでからだが—に舞う」 2 そらで覚えていること。暗記していること。「小説の一節を—で言う」
そら‐に‐みつ
[枕]「大和(やまと)」にかかる。「—大和を置きて」〈万・二九〉 [補説]古来の枕詞「そらみつ」を「そらにみつ」と用いたのは柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)とされる。
あん【諳】
[音]アン(漢) [訓]そらんずる そらで言う。「諳記・諳誦」 [補説]「暗」と通用する。
ソラタ【Sorata】
ボリビア西部の町。ラパスの北西約100キロメートル、チチカカ湖の東方に位置する。標高約2700メートル。イヤンプー山(ソラタ山)麓の深い渓谷にある。ソラータ。
しょう【誦】
[音]ショウ(漢) ジュ(呉) [訓]となえる そらんじる 〈ショウ〉 1 声を出して読む。となえる。「愛誦・詠誦・口誦・読誦・朗誦」 2 暗記して読む。そらんじる。「暗誦」 〈ジュ〉お経を...
しれじれ・し【痴れ痴れし】
[形シク] 1 いかにもばかげている。愚かしい。「かう世づかぬまで—・しきうしろやすさなども」〈源・夕霧〉 2 そらとぼけている。そらぞらしい。しらじらしい。「ともかくも言はで、—・しう笑みて走...
しら‐ばけ【白化け】
[名・形動]《近世語》 1 わざとありのままに言うこと。また、そのさま。「只—に放下師までも品玉とる種の行所をさきへ見せ」〈浮・織留・一〉 2 そらぞらしく化けること。そらとぼけること。また、そ...
すわ
[感] 1 突然の出来事に驚いて発する語。そら。さあ。あっ。「—一大事」 2 相手が気づかずにいるときに注意を喚起するために発する語。そら。ほら。「—稲荷より賜るしるしの杉よ」〈更級〉
そら‐ぜいもん【空誓文】
《「そらせいもん」とも》「空起請(そらぎしょう)」に同じ。「但しは当座まかなひに金取りだましの—か」〈浄・氷の朔日〉
そら‐えい【空酔ひ】
酒に酔ったふりをすること。そらみだれ。「—をし、そらごとをして参り給はず」〈宇津保・蔵開中〉