いち‐じょう【一乗】
《唯一の乗り物の意》仏語。仏の真実の教えは絶対平等であり、それによってすべての人が成仏できると説く教法。教法を悟りの彼岸に運ぶ乗り物にたとえた語。法華経を中心に置く天台宗で特に強調。一仏乗。
いち‐づ・ける【位置付ける】
[動カ下一]全体の中で、それに適切な位置を与える。「計画の中心に—・ける」「事件を戦後史の中に—・ける」
い‐ちょう【イ調】
音楽で、イ音を主音として構成された調子。また、それに基づく曲。
いっ‐け【一家】
1 一軒の家。いっか。 2 家族全体。一家族。いっか。「—四人のものがふだんのように膳に向かって」〈鴎外・阿部一族〉 3 同じ家系の者全体。または、それに家来や雇い人をも含めた全体。同族。同門。...
いっ‐たん【一箪】
竹製の飯器の一。また、それに盛ったわずかな食物。
いつ‐に【一に】
[副] 1 ほかではなく、もっぱらそれによるさま。ひとえに。全く。「この成功は—努力のたまものだ」 2 ひとつには。また。あるいは。「中納言、—黄門ともいう」
威福(いふく)をほしいままに◦する
思うままに威圧したり、時には福徳をほどこしたりする。「こう云う性(たち)の男が尊敬を受け、それに乗じて—◦すると云うのが常である」〈鴎外・雁〉
いや‐いや【否否】
[感]強く否定するときに用いる語。いえいえ。「—、それには及びません」
いやく‐ぶんぎょう【医薬分業】
医師は診察して処方箋(せん)を書き、薬剤師はそれによって調剤すること。また、その制度。
いや‐み【嫌み/厭み】
[名・形動] 1 人に不快な思いを与える言動。あてつけや皮肉。また、それによって不快感を与えるさま。「—を言う」「—たっぷりな口ぶり」 2 ことさらに気どっていて、いやらしいさま。「二枚目ぶって...