わり‐わた・す【割(り)渡す】
[動サ五(四)]分けて渡す。配分する。配当する。「それぞれ持口を—・して外郭を固めさせつ」〈逍遥・沓手鳥孤城落月〉
わ・る【割る】
[動ラ五(四)] 1 強い力を加え固体の物をいくつかに分けて離す。「茶碗を—・る」「クルミを—・る」「まきを—・る」 2 ある物をいくつかの部分に分ける。「土地を三つに—・る」「部屋を—・って...
わり‐かんばん【割看板】
1 劇場で、複数の俳優の名または演目を1枚に並べて書いた看板。 2 寄席で、つるし行灯(あんどん)に真打(しんうち)とそれに準ずる者一人の名を並べて書いたもの。
わり‐ふ・る【割(り)振る】
[動ラ五(四)]全体をいくつかに分けて、それぞれにあてがう。配分する。割り当てる。「各人に役目を—・る」
わり‐あ・てる【割(り)当てる】
[動タ下一][文]わりあ・つ[タ下二]全体をいくつかに分けて、それぞれにあてがう。配分する。わりふる。「費用を等分に—・てる」「—・てられた仕事」
わる‐めだち【悪目立ち】
[名](スル)人目に立つが、見る人は良くないと感じること。また、そのような目立ち方。「流行のファッションなのに—すると言われた」「特殊な色を使うと—するおそれがある」 [補説]若い人が多く使うが...
わらべ‐し・い【童しい】
[形][文]わらべ・し[シク]子供っぽい。子供じみている。「それも口まね—・しい」〈浄・薩摩歌〉
割(わり)に合(あ)・う
商売してもうけがある。ほねをおって、それだけのかいがある。間尺(ましゃく)に合う。「この時給なら—・う」「—・わない役回り」
わる‐が・る【悪がる】
[動ラ五(四)] 1 恐縮・謝罪などの気持ちを態度や言葉に表す。「それではすまないと、ひどく—・る」 2 悪者のように振る舞う。悪ぶる。「無理に—・ってみせる」 3 (「きまりを悪がる」「気味を...
われ‐さき【我先】
[名・形動]自分が先になろうと争うこと。また、そのさま。「—に逃げる」「—と驚きおそれて逃惑うに連れはなし」〈緑雨・門三味線〉