そりゃ聞(き)こえませぬ伝兵衛(でんべえ)さん
浄瑠璃「近頃河原達引(ちかごろかわらのたてひき)」で、お俊のくどきの冒頭。それは納得できない、の意をしゃれて言う言葉。
ソルフェージュ【(フランス)solfège】
歌詞を用いず母音またはドレミファの音名を用いて行う歌唱訓練。また、それから発達し、音楽理論や視唱・読譜・暗譜・聴音などの能力を養う音楽の基礎教育。
其(そ)れから其(そ)れまで
そうなったらそれまでのことだ。しかたがない。「これ程までに言うてみて、聞かずば—よ」〈浮・御前義経記・六〉
ソラリゼーション【solarization】
写真撮影で、露出が極端に過度になると、現像した画像の明暗が逆転している現象。反転現象。また、それを利用した写真技法。
それ‐から
［接］ １ 前述の事柄に続いて、あとの事柄が起こることを表す。その次に。そして。「家を出て、—駅へ向かった」 ２ 前述の事柄に加えて、あとの事柄を示す。「鉛筆—下敷きを買った」 [補説]書名別項...
それ‐しき【其れ式】
［連語］《「しき」は副助詞》その程度。それくらい。「わずか」「たった」のような軽んずる気持ちを言外に含む。「—のことに驚くな」
其(そ)れも其(そ)のはず
そうなるのも当然なこと。それももっともなこと。「二人はうり二つだが、—双子だった」
それ‐がし【某】
［代］ １ 不定称の指示代名詞。その名がわからない人や事物をさす。また、その名をわざとぼかしていう場合にも用いる。だれそれ。なになに。某(ぼう)。なにがし。「内大臣、右大将藤原朝臣—」〈宇津保・...
それ見(み)ろ
「それ見たことか」に同じ。「—、負けたじゃないか」
其(そ)れにも拘(かか)わらず
前述の事柄を受けて、そこから期待・予想される内容とは相反する結果になることを表す。それなのに。「雨が激しくなった。—試合は続行された」
