さん‐く【三苦】
仏語。心身を悩ます3種の苦。寒熱・飢渇・病気などそれ自体が苦の苦苦(くく)、楽事が破れて苦に変わる壊苦(えく)、世の無常から受ける行苦(ぎょうく)。
さん‐きょく【三曲】
1 邦楽で、箏(そう)・三味線・尺八(または胡弓(こきゅう))の3種の楽器による合奏。また、それらの楽器。三曲合奏。 2 1の3種の楽器を一人で順次奏する芸尽くし。 3 邦楽で、格式の高い重要な...
さんぎょうよう‐ロボット【産業用ロボット】
一定範囲の作業に対して自動的に作動する機械。一般的には、コンピューターあるいはそれに近い電子機器によってコントロールされる産業用機械のこと。
さんぎょう‐れんかんひょう【産業連関表】
一定期間内における一国のそれぞれの産業部門が生産した財・サービスが、各産業部門と最終需要部門とにどのように配分されたかを、統計数値によって表にしたもの。レオンチェフが初めて作成した。日本では、総...
さんぎょうぎじゅつ‐そうごうけんきゅうしょ【産業技術総合研究所】
計量の標準や地質の調査、産業基盤技術の研究・開発、エネルギー・環境技術などの研究、国際的な産業競争力強化や新産業の創出に向けた研究、ならびにそれらの成果普及のために、工業技術院の15の研究機関と...
さんかく‐ひ【三角比】
直角三角形の鋭角に関する辺の比の総称。斜辺に対する対辺、斜辺に対する底辺、底辺に対する対辺、対辺に対する底辺、底辺に対する斜辺、対辺に対する斜辺の六つの比をさす。それぞれサイン(正弦)・コサイン...
さん‐かん【散官】
1 律令制で、位階があって、それに相当する職務のない官。⇔職事官(しきじかん)。 2 たいした役目のない、暇な官職。
さん‐かん【算勘】
1 占いをして考えること。「陰陽道の輩を召さるるの上、参河守教隆、—に及ぶ」〈吾妻鏡・三六〉 2 数を数えること。そろばんで勘定すること。計算。「それがしは算用—においては、世間に恐いものがござ...
さつ‐よう【撮要】
要点を抜き出すこと。また、それを書いたもの。摘要。
さっ‐ぴつ【擦筆】
1 水墨画で、半乾きの筆を用いてかすれを生じさせる手法。渇筆。 2 吸い取り紙やなめし革などを巻いて筆のように作ったもの。パステル画や木炭画の画面をこすって、線を和らげたりぼかしたりするのに用い...