ぞ‐もと
事の起こり。原因。「十六両ただしられ、それが—に嘉平次が、うろたへ始め」〈浄・生玉心中〉
ぞ‐や
[連語]《古くは「そや」。係助詞「ぞ」+間投助詞「や」》 1 感動を込めて強く示す意を表す。…だなあ。…なのだよ。「この河は西国一の大河—」〈平家・九〉 2 多く、疑問語を伴って用いられる。…で...
ぞ‐よ
[連語]《終助詞「ぞ」(古くは係助詞「ぞ」の文末用法)+間投助詞「よ」》断定した内容を、さらに念を押す気持ちを表す。…なのだよ。…だぞ。「それはいともて離れたること—」〈源・朝顔〉 「与次兵衛が...
ぞよ‐ぞよ
[副]小さい虫などが多く集まっているさま。ぞろぞろ。「塗渡(とわた)る蟻、散る蜘蛛の子とうようよ—沸き出でて来るのは」〈二葉亭・浮雲〉
ぞよ‐めき
たくさんの人々の声などが騒がしく聞こえること。また、その声。ざわめき。「満場の—ばったり止んで」〈蘆花・黒潮〉
ぞり‐ぞり
[副]髪やひげをそる音を表す語。じょりじょり。「ひげを—(と)そる」 [名]散髪、または頭髪をいう幼児語。「大分—が生えました」〈滑・浮世風呂・三〉
ゾリンゲン【Solingen】
⇒ゾーリンゲン
ゾル【(ドイツ)Sol】
コロイド粒子が液体中に分散していて流動性のあるもの。気体中に分散している場合はエーロゾル・エアゾールという。→ゲル
ゾルゲ‐じけん【ゾルゲ事件】
昭和16年(1941)駐日ドイツ大使館顧問ゾルゲ(Richard Sorge)と尾崎秀実(おざきほつみ)らが日本の政治・軍事に関する機密をソ連に通報した疑いで逮捕された事件。両名は昭和19年(...
ゾルレン【(ドイツ)Sollen】
⇒ゾレン