たかまつづか‐こふん【高松塚古墳】
奈良県高市郡明日香村にある7世紀末か8世紀初めの円墳。男女の従者像や青竜・白虎・玄武・星座などの極彩色の壁画が昭和47年(1972)に発見された。国の特別史跡。
たかまど‐やま【高円山】
《古くは「たかまとやま」》奈良市春日山の南に続く山。西麓に聖武天皇の離宮があった。[歌枕]「ますらをのさつ矢手(た)挟み立ち向かふ—に春野焼く」〈万・二三〇〉
たか‐まど【高窓】
煙出しや彩光のために部屋の天井近くに設けた窓。
たかま‐の‐はら【高天原】
《「たかあまのはら」の音変化》 1 「たかまがはら」に同じ。 2 大空。天空。「曇りなく—に出でし月八百万代(やほよろづよ)の鏡なりけり」〈風雅・賀〉
たかま‐やま【高間山/高天山】
奈良県にある金剛山の異称。
たか‐まゆ【高眉】
公家の子弟が元服するとき、眉をそり落とし、その上に墨で二つの丸い点を描いたもの。→殿上(てんじょう)眉
たか‐ま・る【高まる】
[動ラ五(四)]物事の程度が増してくる、高くなる、大きくなる、また、強くなる。「人気が—・る」「波音が—・る」「関心が—・る」