たかだ‐じけん【高田事件】
明治16年(1883)自由民権運動に対して行われた弾圧事件。新潟県高田(現、上越市)の自由党員が政府高官暗殺計画を口実に逮捕され、処罰された。
たか‐だすき【高襷】
たすきで袖を高くからげること。
たかだち【高館】
衣川(ころもがわ)の館(たて)の異称。
たか‐だちん【高駄賃】
高い駄賃。高額の賃金。「—かくからは、大事の家職」〈浄・冥途の飛脚〉
たかだ‐は【高田派】
浄土真宗十派の一。親鸞(しんらん)の弟子真仏の系統。三重県津市の専修寺(せんじゅじ)(もと下野国芳賀郡高田にあった)を本山とする。真宗高田派。
たかだ‐へいや【高田平野】
新潟県南西部に広がる平野。面積280平方キロメートル。中心都市は上越市で、上越米の穀倉地帯。頸城(くびき)平野。
たか‐だま【竹玉】
細い竹を管玉(くだたま)のように輪切りにして、ひもで継ぎ合わせたもの。神事に用いる。一説に、竹につけた玉という。「我(あ)が独り子の草枕旅にし行けば—をしじに貫(ぬ)き垂(た)れ」〈万・一七九〇〉
たか‐だんし【高檀紙】
⇒大高檀紙(おおたかだんし)
たかちほ【高千穂】
宮崎県北部、西臼杵(にしうすき)郡の地名。五ヶ瀬川の上流の町。天孫降臨神話にちなむ高天原(たかまがはら)・天岩戸(あまのいわと)などの地名がある。
たかちほ‐きょう【高千穂峡】
宮崎県北部、五ヶ瀬川上流の峡谷。阿蘇山の溶岩が浸食されたもので、名勝・天然記念物。