た‐ぎ【多技】
多くの技芸。また、多くの技芸に通じていること。多芸。
た‐ぎ【多義】
多くの意味。また、一つの語がいくつもの意味をもつこと。
た‐ぎ【弾棋/弾碁】
「たんぎ(弾棋)」の撥音の無表記。「碁双六の盤、調度、—の具など」〈源・須磨〉
たぎ‐ご【多義語】
多くの意味をもっている語。
たぎ‐ずけい【多義図形】
⇒反転図形
たぎたぎ・し
[形シク]道に凹凸や高低があって歩きにくいさま。また、足もとがおぼつかないさま。「車駕(みくるま)の経ける道狭(さ)く地(つち)—・しかりき」〈常陸風土記〉
たぎち【滾ち/激ち】
水が激しく流れること。また、その流れ。「武庫川(むこがは)の水脈(みを)を速みか赤駒のあがく—に濡れにけるかも」〈万・一一四一〉
たぎ・つ【滾つ/激つ】
[動タ四]《「たきつ」とも》 1 水が激しく流れる。水が逆巻きうねる。「山川も依りて仕ふる神ながら—・つ河内(かふち)に舟出せすかも」〈万・三九〉 2 心が激しく動く。いらだつ。「音楽の響、—・...
たき‐つ‐せ【滝つ瀬】
《「たぎつせ」とも。「つ」は「の」の意の格助詞》水の激しく流れる瀬。また、滝。「宇治の渡りの—を見つつ渡りて」〈万・三二四〇〉
たきつせ‐の【滝つ瀬の】
[枕]《「たぎつせの」とも》流れの速い意から、「はやし」にかかる。「—はやき心を何しかも人めづつみのせきとどむらむ」〈古今・恋三〉