たく‐ばん【宅番】
1 家の番人。 2 江戸時代、罪を犯して蟄居(ちっきょ)を命じられた者の居宅を、番士をつけて看視させたこと。また、その番士。
タクパル
《(朝鮮語)》鶏の足。また、それをコチュジャンなどで辛く味付けして、焼いて食べる朝鮮料理。タッパル。
たく‐ひつ【卓筆】
すぐれた筆跡、また、文章。
たく‐ひれ【栲領巾】
栲布(たくぬの)で作ったひれ。「天つ少女の天つ—」〈謡・梅〉
たくひれ‐の【栲領巾の】
[枕] 1 領巾(ひれ)の色が白いところから、「白」「鷺(さぎ)」にかかる。「—白浜波の寄りもあへず」〈万・二八二二〉 2 領巾を首にかける意から、「かけ」にかかる。「—かけまく欲しき妹の名を」...
たく‐ふ【卓布】
食卓を覆う布。テーブルクロス。「今白い—を挟んでハムエクスを平げつつある」〈漱石・虞美人草〉
た‐くふら【手腓】
「たこむら」に同じ。「さ猪(ゐ)待つと我が立たせば—に虻(あむ)掻き着き」〈雄略紀・歌謡〉
たく‐ぶすま【栲衾】
[名]コウゾなどの繊維から作った夜具。「むしぶすま柔(にこ)やが下に—さやぐが下に」〈記・上・歌謡〉
[枕]たくぶすまの色が白いところから、「しら」にかかる。「—白山風(しらやまかぜ)の寝(...
たく‐べん【宅弁】
《「タク弁」とも書く》自宅に事務所を置いて営業を行う弁護士。→いそ弁 →軒(のき)弁 →携帯弁 →町弁
たく‐ほん【拓本】
木・石・器物などに刻まれた文字・文様を紙に写し取ったもの。また、その技法。湿拓と乾拓とがある。石摺り。搨本(とうほん)。