こ‐だくさん【子沢山】
[名・形動]夫婦の間に子供がたくさんあること。また、そのさま。子福。「律義者の—」「—な家庭」
ごち‐ごち
[副]かたい物とかたい物とがぶつかり合う音を表す語。「—と潜戸(くぐり)を開け」〈露伴・夜の雪〉 [形動] 1 物がひどくかたく固まっているさま。「—に凍った冷凍魚」 2 ある考えで凝り固ま...
こちた・し【言痛し/事痛し】
[形ク] 《「こといたし」の音変化》 1 人の口がうるさい。煩わしい。「人言(ひとごと)はまこと—・くなりぬともそこに障らむ我にあらなくに」〈万・二八八六〉 2 ことごとしい。おおげさだ。「殿上...
ご‐ちそう【御馳走】
[名](スル) 1 「馳走」を、それをする人や、する相手を敬っていう。また、「馳走」の美化語。心を込めてもてなすこと。特に、食事などをふるまうこと。また、そのもてなし。「—になる」「鮨(すし)を...
この‐ほう【此の方】
[代]一人称の人代名詞。わたくし。自分。男性が用いる。「—の屋敷は昼さへ出入り難く」〈浄・天の網島〉
こ‐ばや・い【子早い】
[形][文]こばや・し[ク]子をはらみやすい。妊娠しやすい。「わたくしは—・い方と下女おどし」〈柳多留・六〉
こり‐かたま・る【凝り固まる】
[動ラ五(四)] 1 物が凝ってかたくなる。「壺の中で砂糖が—・る」 2 一つの事にだけ熱中して、他の事を顧みなくなる。「道徳観念に—・った人」 3 こわばる。「—・った表情」
こみ‐ざん【繁桟/込み桟】
戸や板などを補強するために、その片側に桟をたくさん打ちつけること。また、そのもの。「心細けき—の、門の枢戸(くぐりど)押し開くる」〈読・八犬伝・四〉
ご‐めんそう【御面相】
顔のようす。顔つき。からかう場合などに用いる。「まったくあの—で」
ご‐めん【御免】
1 正式に免許・認可することを、その決定を下す者を敬っていう語。「名字帯刀が—になる」「天下—」 2 役職などを解かれることを、その決定を下す者を敬っていう語。「お役が—になる」 3 嫌で拒否す...