たけ‐や【竹屋】
1 竹を売る店、または売る人。 2 竹でつくった粗末な家。
たけや‐がみ【竹屋紙】
赤黒く染めた厚手の大きな油紙。江戸時代、江戸日本橋の竹屋がタバコ入れに加工して売ったことからついた名。羊羹(ようかん)紙。
竹屋(たけや)の火事(かじ)
《竹が燃えると、はじけて音を出すところから》怒って、ぽんぽん言うさまをいう。
たけ‐やぶ【竹藪】
たくさんの竹が生えている所。たけばやし。たかむら。たかやぶ。
竹藪(たけやぶ)に矢(や)を射(い)るよう
《見えない目標に向かって矢を射る意から》むだなことのたとえ。
たけ‐やま【茸山】
きのこの生える山。また、きのこの生えている山。《季 秋》
たけや‐まち【竹屋町】
《京都の竹屋町で作ったという》金紗(きんしゃ)の織物の一つ。茶・萌黄(もえぎ)・紺などの色の紗の地に平金糸で文様を織り出したもの。元和年間(1615〜1624)に堺に来た中国人から技術を得たとい...
たけやまち‐どおり【竹屋町通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。丸太町通り南側の小路で、二条城の北堀に沿う。全長約3.1キロ。平安京の大炊御門(おおいのみかど)大路にあたる。
たけ‐やらい【竹矢来】
竹をあらく交差させてつくった囲い。
たけ‐やり【竹槍】
竹ざおの先を鋭く斜めに切り落として、槍の代わりに用いるもの。