たけ‐みつ【竹光】
《刀匠の名の兼光・国光などの「光」をつけていう》 1 竹を削って、刀身にみせかけたもの。 2 よく切れない刀をののしっていう語。
たけみなかた‐の‐かみ【建御名方神】
日本神話で、大国主命の子。武神としての性格をもつ。武甕槌神(たけみかづちのかみ)らが葦原の中つ国の国譲りを大国主命に迫ったとき、大国主命の命令で武甕槌神と力比べを行ったが敗れて信濃諏訪湖に逃れ、...
たけみや‐けいこ【竹宮恵子】
[1950〜 ]漫画家。徳島の生まれ。少女漫画の地位を確立し、後進を牽引した第一人者。SF・恋愛もの・歴史ものなど多彩なジャンルを手がける。特に美少年を主人公とした作品に定評がある。代表作「風と...
たけ‐むら【竹群/竹叢】
竹やぶ。竹林。たかむら。
たけもと【竹本】
姓氏の一。 竹本義太夫に始まる、浄瑠璃(義太夫節)の太夫の家名。また、歌舞伎の伴奏音楽としての義太夫節の通称。 [補説]「竹本」姓の人物竹本義太夫(たけもとぎだゆう)竹本越路太夫(たけもとこ...
たけもと‐ざ【竹本座】
人形浄瑠璃の劇場。貞享元年(1684)初世竹本義太夫が大坂道頓堀に創設。近松門左衛門を座付き作者とし、東の豊竹座と人形浄瑠璃全盛期の興行を二分した。明和4年(1767)廃座。西の芝居。
たけもと‐りゅう【竹本流】
浄瑠璃の一派。広義には、義太夫節のこと。狭義には、豊竹座の東風(ひがしふう)に対する竹本座の西風(にしふう)の浄瑠璃をいう。
たけ‐や【竹屋】
1 竹を売る店、または売る人。 2 竹でつくった粗末な家。
たけや‐がみ【竹屋紙】
赤黒く染めた厚手の大きな油紙。江戸時代、江戸日本橋の竹屋がタバコ入れに加工して売ったことからついた名。羊羹(ようかん)紙。
竹屋(たけや)の火事(かじ)
《竹が燃えると、はじけて音を出すところから》怒って、ぽんぽん言うさまをいう。