たずね‐と・る【尋ね取る】
[動ラ四] 1 さがし出して手に入れる。見つけて引き取る。「紫の縁(ゆかり)—・り給へりし折」〈源・若菜上〉 2 探求して習得する。「跡のままに—・りたる昔の人は」〈源・若菜下〉
たずね‐びと【尋ね人】
行方がわからなくて捜されている人。
たずねびとのじかん【尋ね人の時間】
新井満の短編小説。昭和63年(1988)発表。同年、第99回芥川賞受賞。
たずね‐もの【尋ね物】
さがしている品物。さがし物。
たずね‐もの【尋ね者】
行方を捜されている人。尋ね人。→御尋(おたず)ね者
たず・ねる【訪ねる】
[動ナ下一][文]たづ・ぬ[ナ下二]《「尋ねる」と同語源》会うためにその人のいる所に行く。ある目的があってわざわざその場所へ行く。訪問する。おとずれる。「旧友を—・ねる」「秘湯を—・ねる」「史跡...
たず・ねる【尋ねる/訊ねる】
[動ナ下一][文]たづ・ぬ[ナ下二] 1 所在のわからないものなどをさがし求める。「家出した子を—・ねる」「生き別れの母を—・ねる」 2 物事のおおもとなどを明らかにしようと調べたり考えたりする...
たずね‐わ・ぶ【尋ね侘ぶ】
[動バ上二]さがしあてることができないで気落ちする。さがしあぐねる。「武蔵野は袖ひつばかりわけしかど若紫は—・びにき」〈後撰・雑二〉