たて‐あ・う【立て合ふ】
[動ハ四]抵抗する。たてつく。張り合う。「汝われに—・はん、心幼き事な言ひそ」〈著聞集・一二〉
たて‐あかし【立て明かし】
庭などに立てて照明に用いるたいまつの類。たちあかし。「所々に—して還御急がし奉るけしき見ゆるも」〈とはずがたり・三〉
たて‐あげ【立挙】
《物の上端からさらにいちだん高く突き出た部分の意から》 1 鎧(よろい)の胴の上部の前後で、胸と背とをおおう部分。衡胴(かぶきどう)の上につく。 2 臑当(すねあ)ての上部で、膝頭をおおう部分。...
たて‐あな【竪穴/縦穴】
地面から垂直に掘った穴。
たてあなしき‐じゅうきょ【竪穴式住居】
⇒竪穴住居
たてあなしき‐せきしつ【竪穴式石室】
古墳の頂きから掘り下げた穴の周囲に板石を積んだ石室。棺を収めたあと天井石をのせ、土で覆う。3〜5世紀の古墳にみられる。→横穴式石室
たてあな‐じゅうきょ【竪穴住居】
地面を数十センチ掘り下げた面を床とする半地下構造の家。日本では縄文時代・弥生時代に盛んで、古墳時代以降しだいに消滅した。アジア・アメリカの寒冷地帯では最近まで使用。竪穴式住居。
たて‐あみ【建(て)網/立(て)網】
定置網の一。魚群の通路に垣網を張り、袋網に誘導して捕る漁法。