たて‐ど【立て所/立て処】
1 物を立てる所。たてどころ。「刀の—もおぼえずして涙を流しければ」〈平治・中〉 2 筆の置きどころ。筆づかい。「そぞろに筆の—も覚え参らせず」〈仮・恨の介・下〉
たて‐どい【竪樋/縦樋】
1 屋根から地面へ垂直方向に取り付けた樋。 2 溜(た)め池の堤に縦に設けて用水を引く尺八形をした樋。穴をいくつかあけ、穴栓を上下させて水量を調節する。
たて‐とおし【立(て)通し】
《「たてどおし」とも》 1 ある態度や状況を最後まで続けること。「逃げたいにも逃場がなく—にしつっこく問い詰められ」〈荷風・腕くらべ〉 2 桑の栽培法で、小枝などを剪定(せんてい)しないで放置し...