しょう‐りゅう【昇竜】
空に昇っていく竜。勢いのよいさまにたとえる。昇り竜。「新党は—の勢いだ」
しょう‐れんげ【青蓮華】
青色の蓮華。仏・菩薩(ぼさつ)の目にたとえる。しょうれん。
じょうよう‐じん【上陽人】
《「上陽」は唐代、洛陽の宮城内にあった宮殿の名》上陽宮にいた宮女。楊貴妃が玄宗皇帝の寵愛(ちょうあい)を一身に集めたため、他の宮女が不遇な一生を送ったところから、女性、特に宮女の不遇をたとえる語...
しっぷう‐じんらい【疾風迅雷】
激しく吹く風と激しい雷。事態の変化が急なこと、行動が迅速なことなどにたとえる。「—の進撃」
きょう【況】
[常用漢字] [音]キョウ(キャウ)(漢) [訓]いわんや まして 1 ありさま。ようす。「概況・活況・近況・景況・現況・好況・市況・実況・状況・盛況・戦況・不況」 2 他のものとくらべる。たと...
かんてん‐の‐じう【干天の慈雨】
日照り続きのときに降る、恵みの雨。待ち望んでいた物事の実現、困っているときにさしのべられる救いの手にたとえる。
たいえき‐の‐ふよう【太液の芙蓉】
《白居易「長恨歌」から》太液に咲く蓮(はす)の花。美人の顔にたとえる。
いばら‐の‐みち【茨の道】
茨の生えている道。困難な状況や苦難の多い人生にたとえる。いばらみち。
いり‐つ・く【煎り付く/炒り付く】
[動カ五(四)]煮つめられて水気がなくなる。焦げつくようになる。また、音声や情景などが耳や目にこびりつくことにたとえる。「代助の頭には今見た光景ばかりが—・く様に踊っていた」〈漱石・それから〉...
あんや‐の‐つぶて【暗夜の礫】
不意に受ける襲撃。防ぎようのないことにたとえる。