た‐のう【多能】
[名・形動] 1 多くの技芸を身につけていること。多方面に才能があること。また、そのさま。「—な(の)芸術家」「多芸—」 2 多くの機能をもっていること。また、そのさま。「—な(の)工具」
たのう‐こう【多能工】
複数の工程に対応できる技術をもつ工員。→単能工
たのう‐こうさくきかい【多能工作機械】
1台で数種の異なった工作が可能な工作機械。
たのう‐せい【多能性】
⇒分化多能性
たのうせい‐かんさいぼう【多能性幹細胞】
⇒万能細胞
たのうせい‐さいぼう【多能性細胞】
⇒万能細胞
たのうだ‐ひと【頼うだ人】
[連語]自分の頼みとする人。主人。「こちの—のやうに、ものを急に仰せ付けらるるお方はござらぬ」〈虎寛狂・末広がり〉
たのうほうせいらんそう‐しょうこうぐん【多嚢胞性卵巣症候群】
⇒ピー‐シー‐オー‐エス(PCOS)
た‐の‐かみ【田の神】
田の守護神。春に里に下って田の神となり、秋には山に帰って山の神になるという。作神(さくがみ)。農神(のうがみ)。
たのかみ‐おくり【田の神送り】
田の神が山に帰るのを送る農村の行事。9月9日のお九日(くにち)、10月10日の十日夜(とおかんや)、11月の霜月祭りなど、地方によって日は異なる。