け‐だま【毛玉】
1 編物の毛糸などの一部が小さく寄り集まって、玉のようになったもの。 2 猫などの胃や腸の中にたまった毛がかたまって球状になったもの。毛づくろいなどで毛をのみ込むことによりできる。「—を吐く」
けい‐がい【傾蓋】
たまたま会うこと。また、ちょっと会っただけで、親しくなること。「拙者一見手を握て殆ど—の想をなしました」〈津田仙・明六雑誌四一〉 [補説]孔子が、道で偶然に出会った程子と、車のきぬがさ(蓋)を傾...
こう‐きかい【好機会】
物事を行うのによい機会。好機。「偶(たまたま)—が有って」〈二葉亭・浮雲〉
くしあかるたま‐の‐みこと【櫛明玉命】
日本神話の神。玉造部(たまつくりべ)の祖とされる。「古語拾遺」によれば、天照大神(あまてらすおおみかみ)の岩戸隠れのとき、八尺瓊曲玉(やさかにのまがたま)を作ったという。
くち‐のこ・る【朽(ち)残る】
[動ラ五(四)] 1 朽ちかかったまま残る。朽ちたまま残る。「—・った老杉(ろうさん)の幹」 2 朽ちないで残る。「—・る野田の入江のひとつ橋心細くも身ぞ古(ふ)りにける」〈夫木・二一〉
けい【瓊】
[音]ケイ(漢) [訓]たま に 1 たま。「瓊玉」 2 玉のように美しい。「瓊筵(けいえん)・瓊姿」 [難読]瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
けん【賢】
[名・形動ナリ] 1 かしこいこと。学徳のすぐれていること。また、そういう人や、そのさま。「至りて愚かなる人は、たまたま—なる人を見て、これを憎む」〈徒然・八五〉 2 濁酒。清酒を「聖」というの...
ゴールデン‐ライオンタマリン【golden lion tamarin】
オマキザル科ライオンタマリン属のサルの一種。全身が金色の毛で覆われている。→ライオンタマリン
サルピコン【(スペイン)salpicón】
スペイン料理の一。魚介とタマネギなどの野菜を細かく刻んであえたマリネ。
さし・も
[動マ特活]「する」の意の尊敬語。なさる。「かまへて、妄りに人に泄たりなんと—・もなと云そ」〈史記抄・扁鵲倉公伝〉 「小筒(ささえ)が来たらば一つ飲まう。わごりょ酌—・め」〈虎清狂・猿座頭〉 [...