ごじゅう‐の‐かべ【五重の壁】
原子力発電所で事故が発生した場合に、放射性物質の環境への放出を抑制するために設けられている物理的な障壁。燃料ペレット・燃料被覆管・原子炉圧力容器・原子炉格納容器・原子炉建屋の五つからなる。五重の障壁。
こ‐しょう【胡床/胡牀】
中国北方の胡国から伝えられたという、一人用の腰掛け。戸外の行事の席や休息のために用いた。床几(しょうぎ)。あぐら。
ごじゅういちばんめのざぼん【五十一番目のザボン】
与田凖一による長編児童文学作品。小学校の校舎建設のために片側の枝を切られたザボンの木の実と子供たちの物語。「毎日小学生新聞」に昭和26年(1951)1月から4月にかけて連載されたのち、単行本刊行。
ごじゅうおん‐ず【五十音図】
五十音を、縦5字ずつ、横に10字ずつ配列した表。縦を行(ぎょう)、横を段(だん)という。子音が同じものを同行に、母音が同じものを同段に配置。現代では、撥音の「ん」を末尾に示したり、濁音・半濁音・...
こし‐やね【腰屋根/越し屋根】
通風・採光などのために、大棟の上に設けた小さい屋根。
こじんきぎょうけいざい‐ちょうさ【個人企業経済調査】
個人企業経済統計を作成するために、総務省が行う基幹統計調査。個人で製造、卸売・小売、宿泊・飲食、サービス業を営む事業所を対象とする標本調査。四半期ごとに事業主の業況判断などを調査する動向編と、年...
乞食(こじき)の空笑(そらわら)い
乞食が物欲しさに心にもない笑顔を見せるように、目前の利益を得るために心にもないおせじを言うことを卑しんでいうたとえ。
ごじ‐そう【護持僧/御持僧】
祈祷(きとう)を行う僧の職。清涼殿の二間(ふたま)に侍して、天皇の身体護持のために祈祷を行った僧。桓武天皇の代から始まり、東寺・延暦寺・園城寺の僧の中から選出された。夜居(よい)の僧。
こし‐づな【腰綱】
1 腰につける綱。高所作業の際に落下防止のためにつける綱など。 2 「息綱(いきづな)」に同じ。
こ‐しろ【子代】
大化の改新以前の皇室の私有民。天皇が皇子のために設置したものといわれるが、実体は未詳。→名代(なしろ)