た・ゆ【絶ゆ】
[動ヤ下二]「た(絶)える」の文語形。
た‐ゆい【手結】
上代の服装の一つで、袖口(そでぐち)を結ぶこと。また、その紐(ひも)。
たゆ・い【弛い/懈い】
[形][文]たゆ・し[ク] 1 疲れて力が出ない。だるい。「腕の—・くなるのも苦にせず」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉 2 気がきかない。心の働きが鈍い。「あやしく—・くおろかなる本性(ほんじゃう)に...
たゆう【大夫/太夫】
1 ⇒たいふ(大夫)1 2 神主・禰宜(ねぎ)などの神職の称。たいふ。 3 御師(おし)の称。 4 芸能をもって神事に奉仕する者の称号。 5 猿楽座の座長。江戸時代以降は、観世・金春(こんぱる)...
たゆう‐かい【大夫買ひ】
大夫職の遊女を買うこと。また単に、遊女を買うこと。また、その人。傾城(けいせい)買い。「道通りが左近殿を—と言うたげな」〈浄・阿波鳴渡〉
たゆう‐かのこ【大夫鹿の子】
型を使って染め出した鹿の子模様。江戸時代、貞享(1684〜1688)のころ、京都の藤屋善右衛門が染め始めたという。だいうかのこ。
たゆう‐ぐるい【大夫狂ひ】
遊女買いに夢中になること。傾城(けいせい)狂い。「今日からは—」〈浄・博多小女郎〉
たゆう‐ご【大夫子】
将来、立女形(たておやま)となるべき素質のある歌舞伎の年少俳優。たゆうこ。「容貌(かたち)も人にすぐれて—にもなるべきものと思ひしに」〈浮・胸算用・四〉
たゆう‐しょく【大夫職】
大夫の位の遊女。最高級の遊女。
たゆう‐だな【太夫棚】
江戸時代の劇場で、浄瑠璃の太夫と三味線弾きが座って、浄瑠璃を演奏した所。床(ゆか)。