ひき‐たが・う【引き違ふ】
[動ハ下二] 1 方向を変える。「あやめ草—・へたる袂には昔を恋ふる音(ね)ぞかかりける」〈新古今・哀傷〉 2 今までとはすっかり変える。「うつし心をば—・へ、たとしへなくよろづ忘るるにも」〈紫...
ひょうひょう‐ろうろう【飄飄踉踉】
[ト・タル][文][形動タリ]目的もなくふらふらと歩くさま。「—たる旅の空」
ひん‐かん【貧寒】
[名]貧しく、さむざむとしていること。また、中身が乏しいこと。「思想の—」
[ト・タル][文][形動タリ]貧しく、さむざむとしたさま。また、中身の貧弱なさま。「—たる福祉政策」
びょう‐びょう【渺渺】
[ト・タル][文][形動タリ]果てしなく広いさま。遠くはるかなさま。「朝日が—たる波の彼方に昇ると船はからからと錨を揚げ」〈菊池寛・俊寛〉
びょう‐びょう【淼淼】
[ト・タル][文][形動タリ]水面の果てしなく広がるさま。「—たる大海原」
ひょう‐びょう【縹渺/縹緲/瞟眇】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 広くはてしないさま。「—たる雪の広野を隔てて」〈鏡花・註文帳〉 2 かすかではっきりとしないさま。「慷慨(こうがい)節義の譚に、神仙—の趣を交ゆ」〈露伴・運命〉
びょう‐ぜん【渺然】
[ト・タル][文][形動タリ]果てしなく広々としているさま。「—たる海原」
びょう‐ばく【渺漠】
[ト・タル][文][形動タリ]広くて果てしのないさま。「—たる原野」
ひょう‐ひょう【飄飄】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 風の吹くさまや、その音を表す語。「耳元で風が—と鳴り続けた」〈火野・土と兵隊〉 2 風に吹かれてひるがえるさま。「風に揉まれる煙の如く—と舞いながら」〈谷崎・...
ひせっしょく‐じゅうでん【非接触充電】
《contactless charging》電源から充電池へ金属接点や専用ケーブルなどを介さずに電力を供給すること。二つのコイルの一方に電流を流して磁力を発生させ、もう一方のコイルに電流が流れる...