え
1 五十音図ア行の第4音。五母音の一。前舌の半閉母音。[e] 2 平仮名「え」は「衣」の草体から。片仮名「エ」は「江」の旁(つくり)。 [補説]五十音図ヤ行の第4音としても重出。ただし、平安初期...
うつ‐ぼつ【鬱勃】
[ト・タル][文][形動タリ]内にこもっていた意気が高まって外にあふれ出ようとするさま。また、意気が盛んなさま。「—たる闘志」「何か—とした田舎ものの気概と情熱が籠っていた」〈秋声・仮装人物〉
うとまし・い【疎ましい】
[形][文]うとま・し[シク]《動詞「うとむ」の形容詞化》 1 好感がもてず遠ざけたい。いやである。いとわしい。「名前を聞くのも—・い」 2 異様で恐ろしい。気味が悪い。不気味である。「深き山の...
うま‐ご【孫】
《「むまご」とも表記》 1 まご。「翁の、いといみじきぞいで来たる。むすめにや—にや」〈源・末摘花〉 2 子孫。「又、この山の族(ぞう)七人にあたる人を、三代の—に得べし」〈宇津保・俊蔭〉
こう‐ぜん【昂然】
[ト・タル][文][形動タリ]意気の盛んなさま。自信に満ちて誇らしげなさま。「—と胸を張る」「—たる口ぶり」
ごう‐ぜん【傲然/慠然】
[ト・タル][文][形動タリ]おごり高ぶって尊大に振る舞うさま。「—と構える」「—たる態度で人を見下す」
たん‐ぜん【湛然】
[ト・タル][文][形動タリ]水が十分にたたえられよどんでいるさま。また、静かで動かないさま。「—たる水の底に明星程の光を放つ」〈漱石・幻影の盾〉
せい【生】
[名] 1 生きていること。「—と死の分かれ目」⇔死。 2 生命。いのち。「この世に—をうける」「—なきもの」 3 毎日の暮らし。生活。「充実した—を送る」
[代]一人称の人代名詞。男性が自...
せい‐せい【生生】
[名](スル) 物が生まれ育つこと。しょうじょう。
[ト・タル][文][形動タリ]いきいきして活気があるさま。「—たる色と形とを具えた草木」〈西田・善の研究〉
す‐さ【朱砂】
「辰砂(しんしゃ)」に同じ。「胡粉、—など色どりたる絵どもかきたる」〈枕・一四九〉