鳥居(とりい)を越(こ)・す
《狐が何度も鳥居を飛び越せば稲荷大明神になれるとの俗説から》年功を積み、老獪(ろうかい)になる。「おそらく—・したる帥中間」〈浮・椀久二世〉
とりい‐だち【鳥居立ち】
両足を踏み広げて立ちはだかること。仁王(におう)立ち。「—にぞまたがったる」〈浄・反魂香〉
とり‐お・く【取(り)置く】
[動カ五(四)] 1 取りのけておく。別にしておく。とっておく。「万一に備えて食料を—・く」 2 かたづける。始末する。「塗り籠めたる所に皆—・きつれば」〈堤・貝合〉 3 死体をかたづける。葬る...
とよた‐カップ【トヨタカップ】
《TOYOTA Cup》日本の自動車メーカーであるトヨタ自動車が協賛して開催された、サッカーのクラブチームによる世界選手権大会の通称。 [補説]1980年から2004年までは「トヨタヨーロッパ/...
とやま【富山】
中部地方の日本海に面する県。もとの越中にあたる。人口109.3万(2010)。
富山県中央部の市。神通(じんずう)川中下流域を占める。県庁所在地。加賀藩の支藩前田氏の城下町を中心に発展。製薬...
とり‐つづ・く【取り続く】
[動カ四] 1 次から次へと続く。引き続く。「—・き追ひ来るものは百種(ももくさ)に迫め寄り来たる」〈万・八〇四〉 2 生計を立てていく。「商売物を小体にして、渡世に—・き」〈浮・歌三味線・一...
との【殿】
1 貴人の住む大きな邸宅。やかた。ごてん。「—より人なむ参りたる」〈大和・一七一〉 2 《邸宅に住む人をさしていう》 ㋐貴人に対する敬称。「—は、今こそいでさせ給ひけれ」〈源・少女〉 ㋑摂政・関...
とのしょう【土庄】
香川県、小豆島(しょうどしま)北西部の地名。中心の土庄は同島観光の玄関口にあたる港町。「二十四の瞳」の像がある。
となり‐きんじょ【隣近所】
1 隣の家や近所の家。また、そこに住む人々。「—と親しくする」 2 近いところ。まわり。周辺。「うわさが—に知れわたる」
とな・る【隣る】
[動ラ五(四)] 1 家や土地が並び続く。「葦原に—・った石ころの多い空き地」〈芥川・おぎん〉 2 区域・境界が接する。「此地ようろっぱに—・りたるふるきくになれども」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉